1.材料取り
図面で指示された材料を加工に必要な寸法に合わせて、のこ盤で切断します。
歯車の材料は炭素の含有量により熱処理方法が違います。これは、歯車の強さにも関係するので、材料取りは重要な工程です。
2.粗旋削
次工程の「調質」効果を高める為、出来るだけ歯車に近い形に旋盤で加工します。
3.調質
鋼(はがね)の材質を整えて、強くする為の熱処理です。
これにより、歯車素材に適当な硬さが与えられます。
※素材の段階で行う熱処理には、『焼き慣らし』や『焼きなまし』がありますが、それぞれ目的が違うので注意が必要です。
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